これが前兆?

*考え方の相違…


今まで義兄の家族について書いたことがなかった。
それは、こちらの家族と考え方が違うためかもしれない。


どちらが正しいかなんて言えるものじゃないが、
私から言わせてもらうと間違っているのは向こうだ。
ホントはこんなことは言いたくないが。


義兄の両親は、
義兄がまだ自立していない息子だと思っているのかもしれない。
一家の主ではなく、我が家の息子。
だから、義兄の身辺については心配するが、
義兄の子供、つまり孫たちの未来には興味がない。
そして、姉のすることに反応を示さない。


我が家に外泊すると言っても、
何の反応も示さず。
孫が病室に来ていても、
義兄にしか視線を向けない。


そもそもこちらの家族と腹を割って話をしようとしない。
だから、今後の生活についての話ができない。
「こっちがこんなにやっってんのに!」
なんて恩着せがましいことは言いたくないが、
あちらから「○○したらどうだろう?」
という先へ進もうとする意欲的な言葉が聞こえてこない。


そもそも違う家庭の人間だから、
理解しあうなんてことはできないけど、
ひとつの目的に向かって協力し合うことくらいできないものだろうか。
事故前はこんなんじゃなかったのに、
こうして深く付き合うことになるとボロも見えるんだな。
あちらもきっと思っていることだろう。


高次脳機能障害は家族のつながりを切ってしまうことが多いが、
できれば子供たちのためにもつなげておきたい。
これが切り離す前兆にならなければいいけど……



義兄に甘い両親だから、義兄も少々依存的になっている。
姉もうちの母もそれに納得いかないようだ。
キツイ姉だから仕方ないかなと思うが、
姉と母には不愉快なことらしい。
その辺を割り切れるともう少し気分が楽になるだろうに。

たまに自分のことを

自分の考えが割とストレートに現れる仕事をしてるので
自分の一言のせいでいい結果・悪い結果の責任が
・・・というかそこへ導いたことの責任を持つことになる。
だから、一人一人じっくり考えて
そのときに考えられる
「これがいいのかな」
という道を提案する。


その提案した道に
「よし!そういう風にやってみよう!」
と乗り気の人もいれば、
「それしかないなら、それでやるしかないか・・・」
と内心不服ながら提案を呑んでくれる人もいる。
前者にしても後者にしても、
やってみた結果とその後の経過は必ず追う。
うまくいかなければ、別の道を考えるし、
うまくいってたとしてもより良い道を考える。



ただ、私はものすごく物事をしつこく考える人間なので
道を選ぶ際に考えすぎて先に進めなくなることが多い。
進めないと患者さんが困るので、誰かに相談するわけだが
そうなると、いつまでたっても自分の考えに成長がない。
もう少し自分に自信を持たないと 駄目だ。


この日記にゴリゴリっとした芯がないのも、
こんな私が書いているからだと思う。
日々精進したいと思います。


以上。

外泊でぐったり!?

*2泊の外泊後の義兄


電話でしかやり取りしなかったが、
声から明らかに疲れの色がうかがえた。
でも、退院したらあそこの家に戻るんだから、
徐々に慣れないとね。


今日の夜はゆっくり病室で寝れるかな。
疲れを取って明日からまたリハビリがんばれ!!

5ヶ月前へ

*義兄が自分の家へ外泊


事故から約5ヶ月。
外泊先が我が家から義兄の「我が家」へ。
ようやく義兄は、我が家で過ごすことになった。


本人は先の日記でも書いたように、
外泊先である自分の家を覚えていない。
もう少し前の記憶に戻っているから、
帰ったときもピンと来なかったようだが、
他人の家に来ているという感覚でもないという。
家族から見ると本当に不思議な感覚だが義兄はそう言う。
どんな感じなのかなぁ。


記憶力は徐々に回復しているが、失った記憶は戻らない。
記銘力・保持・再起の3つともびっくりするくらい回復してる。
でも、同じくらい驚くのがここ1年の大事な部分の記憶の欠如。


ここ事故前に流行っていた韓国ドラマのタイトルは覚えてても、
事故前の自分の娘の誕生そのものを忘れていたり、
転勤した後の職場を忘れてしまっているなど
「どうしてココを覚えてて、コレは忘れてるの?」
と思うことが多い。


たまに「忘れてしまいたかったことなのかな・・・」
なんてマイナス思考になっちゃったりもするけど、
忘れたもんは仕方ないから、新しく覚えてもらおうと
家族として期待を寄せている。
期待ばかりじゃ疲れてしまうのはわかるが、
心の中で期待させてもらわないとこちらもへばってしまう。
5割は心に潜ませておくので許してください。


久々の我が家では午後3時まで親子4人で昼寝をしたそうな。
体力的にも精神的にも疲れるだろうから、
ゆっくり昼寝できてよかったよかった。

私が体調を崩しちゃった・・・

*4日も日記を空けてしまった(・・・反省)


風邪を引いてしまったようです。
29日からノドが痛み出し、次の日から発熱。
その後は高熱、仕事を休むなど本格的な風邪のようです。


11月から義兄の娘(つまり姪)が我が家で生活しています。
姉に義兄の看病と子供達(4歳の息子・1才3ヶ月の娘)の世話を
全て任せるのは無理だろうということで、
姪だけが我が家と義兄の実家を行き来していたけど、
「このまま行ったり来たりじゃ落ち着かないだろう」
ということで、先月から丸1ヶ月一緒に暮らしたわけです。


両親と離されてかわいそうだけど、
50歳を過ぎて1歳児と格闘する母もなかなかかわいそうで、
仕事後はお酒などの誘いもほぼ断って(1度だけ行きました)、
私も姪っ子の世話やご飯の用意などやれることをやっていました。
そしたら、身体は正直だったようで疲れが出たようです。
職場にも迷惑かけちゃったし・・・


よーーーっし!
土日しっかり休んでがんばります!

今日は母の休息日

*義兄が事故に遭ってからの母


7月5日の事故から母はいろんなものを抱えた。
妻として、母として、おばあちゃんとして、経営者として。


普段から一生懸命すぎるくらいの母が、
義兄の事故を機に爆発してしまうのではないかというくらい、
いろんなものを抱えることになってしまった。
また、悪いことは重なるもので事故以外にも色々あったのだ。


「もう少し手を抜いてもいいだろうな」と思うことも
ズボラなくせに(←怒られるかも)、変に神経質なところがあって、
手を抜かずにやってきたところがあった。


そんな母も4ヶ月半ぶりに休息を得た。
今日は友達に誘われ、温泉に行っている。
きっと誘われなかったら、ヘトヘトになるまでやってたかと思う。
母の友人もそんなことを心配して誘ってくれたのかなと
勝手にいい想像をしたりして。


どちらでもいいけど、
今日はゆっくり休んでくれたらとおもいます。


義兄のことは今日は放っておこう(笑)
義兄にもいい休息かも。