退院。そして復職。

約11ヶ月間の入院生活の末にようやく退院しました。


おめでとう!!!!


そして先週の土日に家族で温泉旅行へ出かけてきました。
歩行状態があまりよくは無いものの11ヶ月前のことを思うと天晴。
よくぞ、ここまで回復してくれました。と感謝です。
いろんなストレスがのしかかって「もうイヤ!」って思うこともあったけど
ようやく一山超えたかなーって落ち着きました。



さて、次の山は復職。
明日から始まります。
もっともっと大変なこともあると思うけど
家族みんなで力を合わせて頑張ろうね!!!!

久々の外泊。

*術後の回復は??

16日に手術を行ってから10日目の今日。
久々に外泊しに来た義兄が病院へまた帰っていきました。

やはり、足のほうは術前の昨日よりも低下しているものの
足首の可動域がかなり広くなった気がします。
ただ、大きな手術になった左足のほうはまだ加重許可が下りず、
家での移動や車からの移乗などは両脇を抱えての移動になり
ちょっと家族の支えが多く必要だったかと思います。


まぁ、そもそもまだ外泊の許可も100%OKの状態ではなく
当日までDrも渋ってたわけだから、
介助の手が必要になるのは当たり前なんだけどね。


それでも、本人はようやくできた外泊だったからか、
とっても楽しそうで生き生きと子供たちと遊んでいるのを見たら
「多少腰が痛くなっても手伝ってやるか」という気になります。



で、問題の記憶のほうだけども
こちらもやっぱり機能低下は見えるかな。
全身麻酔の手術前は薬の管理やその他の準備なんかもできてたけど、
その辺の勘とか記憶の保持の部分とかその他もろもろが
どうにも上手くいかないみたいな様子。

友人がお見舞いに来てくれる約束だったのに
すっかり忘れて外泊来ちゃったりするところなんかも
術前にはなかったことだから。


リハビリもまたキッツイところからだろうけど、
今回の外泊でかなりやる気が出たようなので
次の外泊にはきっとできることが増えてるんだろうなー
なんて思っているそんな日でありました。

またまた手術。

*本人は全身麻酔を希望


前々回の日記に書いたように足の手術が2月16日に行われることになりました。
全身麻酔でも下半身麻酔でもできると整形の主治医からあったが、
本人の希望により全身麻酔で行われることになりました。

記憶とかへの影響を考えると全身麻酔よりも半身麻酔がいいかなって
思ったわけなんだけど、本人の不安を考えれば全身麻酔で仕方ないね。
術後の経過が順調であることを祈る毎日です。

温和な日

*特に何もないことが素敵なことかな。


今日は義兄が外泊で帰ってきている。
子供たちと楽しそうにしている姿を見ると
早く退院できることをついつい願ってしまう。
リハビリも中途半端なままでは日常生活に支障が出るとわかりつつも。


ただ、最近外泊のたびに家族内のことでもめることが多かったから
こんな風になにもなくのんびり過ごせたことがとても嬉しい。

まだまだこれからだけど、一緒にがんばろうぜアニキ!
ちょっと、浮かれすぎかしら…(笑)

お墨付きをいただいた。

*困った医者もいるもんだ


記憶のほうは先日書いたとおり、確実に回復してきている。
病棟の担当看護師からも
「大事なことを確実に覚えることができるようになった」
と言われるほどだ。

ただ、自分でどうでもいいと思うことは
ウッカリ・スッカリ忘れてしまうらしい。
その辺も徐々に回復すると嬉しいのだが、
ここまで回復したことにまずは「バンザーイ」ということで。


さてさて、小題名にあるように
「困った医者」の話をしましょう。
義兄のリハビリは脳以外に両足の複雑骨折も同時進行で行われている。

リハビリのおかげで、
ゆっくりではあるが松葉杖なしで歩けるようになったが
左足には依然、骨の中に金具が通っている状態で、
骨がきちんとつながったら、金具を抜くための手術が待っている。

そして、その日が来月に近づいてきた。
困った医者が困ったことを言ったのは、手術についての説明のとき。

手術は全身麻酔をかけて行うのだが、
我々家族からすると以前全身麻酔をかけた後のことを思うと
「また、記憶力が後退するのではないか」という不安を抱えていた。

その不安から出た姉の質問は、
全身麻酔で記憶力がリハビリ前に戻ることはないんですか?」
というもの。

その質問に対して医師の返事は、
「足が治るのと記憶が無いののどっちがいいの」と。


ほんと、バカじゃないのかね。
言いたいことは理解できなくも無いが、
「物には言い方ってもんがあるじゃないかよ!」って言いたい。
と言うか、
医者なんだからこそ言い方に配慮すべきでしょ!

家族にとっては神様以上の存在なんだから、
自分の発言にどれだけの影響力があるのかを考えてから発言してほしい。
年をとればとるほどこういう医者が多いのかなって気もするけど、
大学病院の教授って言われる人にこういう人が多いというのを
身をもって感じることになった一件だった。
あぁ、腹立たしいーー!!

で、手術の予定日は2月7日になりました。

あけましておめでとうございます。

*記憶戻ってる??


12月30日から〜1月3日まで義兄が外泊に来ていました。
特に変わった様子もなくて、コレと言って書くこともないんですが、
そのくらい普段の生活というものを送れるようになってるのかなと思います。

事故以前の記憶が一部欠損しているのは変わりないわけだが、
その欠損した部分に対する新しい記憶(以前のことを教える)をおくと、
それを保持しておけるように回復していたんです。
思っていたよりも回復は早いのかもしれない。

前進!

最近荒みがちだった私の心もようやく穏やかになったので、
久々に日記を再開したいと思います。
2,3日前の日記見たら、性格の悪さが滲み出てて自己嫌悪…。


*ようやく退院のめどが


半年近く経ち、検査の結果が出てきた。
事故後1ヶ月時:IQ68

事故後5ヵ月後:IQ98

すごい進歩だと思う。
ここまで回復するなんて思ってもなかったから、
万歳三唱でもしたいくらいの結果。

ただ、海馬が損傷しているため、
記憶の障害は確実に残っている。
人の顔、地図などは記憶しにくくなっているよう。

でも、心強い言葉を医師からもらった。
「復職できますよ。」
何の根拠からかわからないが、
少なくとも「復職は難しい」と言われるより、
今後の気持ちの余裕をもらえた気がする。


職場からも部署は変わるかもしれないが、
仕事はあるから戻ってこれるぞ。
と言葉はもらった。


実際に仕事をしてみなければわからないが、
やってみなければわからないことだらけなのだから、
そういう場を提供してもらえるならやったらいいさ。

来年の3月に退院の目処もたった。
退院してからが本当のスタートだと思う。
嬉しさ半分・不安半分かな。