5ヶ月前へ
*義兄が自分の家へ外泊
事故から約5ヶ月。
外泊先が我が家から義兄の「我が家」へ。
ようやく義兄は、我が家で過ごすことになった。
本人は先の日記でも書いたように、
外泊先である自分の家を覚えていない。
もう少し前の記憶に戻っているから、
帰ったときもピンと来なかったようだが、
他人の家に来ているという感覚でもないという。
家族から見ると本当に不思議な感覚だが義兄はそう言う。
どんな感じなのかなぁ。
記憶力は徐々に回復しているが、失った記憶は戻らない。
記銘力・保持・再起の3つともびっくりするくらい回復してる。
でも、同じくらい驚くのがここ1年の大事な部分の記憶の欠如。
ここ事故前に流行っていた韓国ドラマのタイトルは覚えてても、
事故前の自分の娘の誕生そのものを忘れていたり、
転勤した後の職場を忘れてしまっているなど
「どうしてココを覚えてて、コレは忘れてるの?」
と思うことが多い。
たまに「忘れてしまいたかったことなのかな・・・」
なんてマイナス思考になっちゃったりもするけど、
忘れたもんは仕方ないから、新しく覚えてもらおうと
家族として期待を寄せている。
期待ばかりじゃ疲れてしまうのはわかるが、
心の中で期待させてもらわないとこちらもへばってしまう。
5割は心に潜ませておくので許してください。
久々の我が家では午後3時まで親子4人で昼寝をしたそうな。
体力的にも精神的にも疲れるだろうから、
ゆっくり昼寝できてよかったよかった。